For over ten years, I have explored
ethical and communicative challenges faced by therapist.
I was able to make it transparent with the inspiration
and unique sensibility hidden inside.
人 間 を 旅 す る な か で 出 逢 い 培 っ た こ の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
人 と 人 で す る ‘‘ 触 れ る’’ セ ッ シ ョ ン
治 り 癒 え て い く 過 程 を 侵 す る こ と な く 手 に 言 葉 を あ ず け た 対 話
先 入 観 社 会 規 範 あ る い は 価 値 観 を ほ ど い た
存 在 そ の も の 同 士 と な っ て
沈 黙 よ り も さ ら に 深 く 互 い の 生 命 の 静 け さ に 耳 を 澄 ま す
心 の 棲 む 世 界 を 優 し く 響 か せ 時 に 揺 り 動 か し
か ら だ で 奏 で 合 い 直 感 で 感 じ 合 う
ご 年 齢 や 性 別 を 問 わ ず に 衣 服 を 着 た ま ま
ベ ッ ド 上 で も 座 っ た 状 態 で も ご 体 験 い た だ る
心 理 的 ボ デ ィ ー ワ ー ク を ご 提 供 し て い ま す
私のからだに、スペースがあるように感じた。(20代/女性)
鬱の不安な気持ちがなくなりました。(30代/男性)
胸に手をあてられた時、すごく不思議に感じた。(40代/女性)
渡 辺 理 奈
子供の頃から感受性がつよく
ヨーガの練習や民間療法を学び始める
福祉施設勤務を経験後 セラピストへと転身
4年間ホテル内スパにて老若男女問わず施術を担当
2018年より 地元福島県を拠点に独立 サロンを運営
一社)全国統一基礎医学検定講習 全課程受講
2022年より 桑原りえ氏( Rietreat 主宰 )に師事
心身が記憶する外傷的な体験と向き合い
人への「触れる」に出逢いなおす
2024年10月より 現在の活動に至る
自身の感性の質を生かしながら
県内精神科・デイケア 等での施術に取り組んでいる
従事者と共に触れる手を探究しながら育む日々
手 は 、相 手 へ の ‘‘ 眼 差 し ’’ そ の も の に も な り う る 。
人 間 へ の 信 頼 や 安 心 と い う 感 覚 が 、 再 び 醸 成 さ れ る 場 所 へ 。
すでに分野を越境しているのが身体であり、
生命だということを日々感じ続けています。
そこから生まれる人間の感性と共に、
治療対象の生理学的な身体としてだけではなく
自らが内側から実感する「からだ」
常に社会や文化へと開かれている「心」へのアプローチとして、
漠然とした身体的な感覚に身を委ねる機会と
双方向的な交流を届けています。
洞察、そして生きるリズムに
からだの叡智が自然と出逢い、語り始めるような
そんなリラクセーションを。
クライエントの年齢や病名などに隠れてしまいやすく
言語化しにくい内面の表現と、そのディテールに
手から触れさせていただいています。
触れる手の感性を持ってするケアの違い。
‘‘触れる・触れられる’’は、五感への入り口ともなり、
人が本来持ち合わせている感覚に立ち返らせてくれます。
それを持たずして、命あるものを語れるとは思えません。
まずは自分に。自分の痛みに触れることができるということ、
携わる人には必ずお伝えさせていただくことです。
介護・福祉・セラピストの現場での経験と、テクニックや学問
だけでは養われない、学び続けている病理への理解と本質。
そして、医療従事者である前のひとりの人間から溢れ出る、
手の感覚と質を感じ考えるシェアリングも行っています。
ひとつの専門領域に閉じることなく、横断的に
日々ささやかにも深いところで相手の心身へと繋ぐ、
医学だけに依拠しない在り方を目指して。
病にまつわる事象を、
自ずと管理的に捉える習慣の優先や
心理的距離と物理的距離の不一致など。
目にみえる感覚ばかり酷使しがちな時代だからこそ
触れられる人・触れる人 どなたともぜひ
大切にしたい時間です。
感じてたいから 今日もこの手で 触れる